本気で集客力アップしたい人向け 出店ドットコム連載コラム

「通行人をお客に変える」唯一の集客装置 シリーズ

[Vol. 1] 看板は通行人をお客に変える集客装置

2018年10月16日(火)コラム一覧

看板の本来の力を知っていますか?


看板は「集客装置」である。


看板の本来の力を適切に最大化できれば、看板は「通行人をお客に変える」集客装置になる。

集客装置になった看板は、「36524時間休まず働く営業マン」になっていく。


店舗オーナーやスタッフが休んでいる時でも、道行く通行人に店舗の魅力を伝えつづけていくのだ。

だが残念なことに、多くの人は看板を店舗の表札、あるいは店舗デザインの一部としか見ていない。


ここで、興味深い調査結果を紹介しておきたい。

飲食店経営者向けの月刊情報誌「日経レストラン」が、2009年と2013年に行った調査である。

調査対象者は飲食店利用者で、「初めて行く飲食店をどのような経路で知って選んだのか?」という、来店動機に関する調査だ。


 




 

この2つの時期に行われた調査で、注目してもらいたいのが、グラフの赤の部分だ。


2009年は「お店の店頭看板を見て」が、2013年は「偶然通りかかった」が来店経路の40%を占めている。2013年の「偶然通りかかった」は、店舗看板を見て入店に至った、という意味である。


つまり、時期をずらして調査した結果、いずれも「看板」による来店が40%を占めているということなのだ。

そして、2018年の時点でも、やはり「看板」が来店経路の40%を占めているのは変わらない。


集客を考えるとき多くの店舗オーナーは、チラシやクーポン券の配布や、地域情報誌への広告出稿などを、まず考えがちになる。

ところが消費者への調査結果では、チラシやクーポンよりも、集客には看板の有効性がはるかに高いという結果が出ているのである。



「看板は通行人をお客に変える集客装置」の意味をおわかりいただけるだろうか?


 


通行人は看板のどこを見ているのか?


集客装置として看板を機能させるためには、「通行人はその看板のどこを見ているか」「その看板を見て何を感じているか」を、正しく測定する必要がある。


これまでその検証は、看板製作業者や店舗オーナーの視点で行われていた。

業者による看板検証は、業者や職人の勘に頼ることが多く、店舗オーナー・スタッフによる検証は、

オーナー個人の好みや感性で行なわれるのが一般的だ。

だがそこには、通行人の目線に立った「看板の見え方」検証が、おざなりにされている。


看板は、通行人が見るためのものである。

通行人に、看板を通して店舗の魅力を伝え、自店舗の顧客となってもらうことが目的だ。

つまり、通行人がその看板をどう見るか、看板の内容にどう感じるか、という「通行人目線」による看板検証が求められる。


言い方を変えると、通行人は看板のどこに注目し、どのように感じるか、ということを客観的に立証する必要があるということである。


この通行人目線による看板効果を最大化するために、看板の見え方・情報の伝達度など、看板の各項目を数値化する「看板偏差値」という検証手法を作った。


簡単に言うと、通行人が見て「魅力を感じる看板」「店舗に足を運びたくなる看板」におけるデザインや掲出情報は

どのようなものか、ということを客観的な数字として表すものである。

この看板偏差値を使えば、店舗看板が「集客装置」になっていくのである。


 


 


出店ドットコム編集部ひとこと


街中のお店に目を向けると、いったい何屋さんなのだろう?どんな雰囲気なのだろう?と疑問に思ったり、
価格帯がわからずに入ることをためらってしまうお店ってありますね。

あらためて考えてみると、「店側の人」と「お客」ではお店の看板の見る視点が違うように思います。

「お店を作る側」の人は、お店を正面に見て、「よし、立派なお店ができた、がんばっていくぞ」という感じかもしれませんが、
お店を正面から見るお客様(=通行人)がはたして何人いることでしょう。

自己満足のファサードや看板になっていないか、
通行人目線で自分のお店を眺めてみると、集客UPのヒントになるのではないでしょうか。

「それなりに・なんとなく」と軽視されがちな看板ですが、
広告のパイオニアであるアイワ広告さまご協力の元、その重要性をお伝えできればと思います。

 


執筆者  小山雅明 博士(工学)
アイワ広告株式会社社長:日本感性工学会理事


集客サインコンサルティングの第一人者。有名外食チェーン店の集客アドバイザーをはじ め、数多くの飲食店、小売業など、業種を問わず V 字回復に導く。これまでに、11,000 を超える企業・店舗を繁盛店に導いている。


 人間の心と行動のあいまいさを工学を使って解き明かす「感性工学」の研究者として、「集 客の科学」を研究。研究成果は、「集客看板の 3 段階確率論」「看板偏差値」という独自理 論の構築につながっている。「3 段階確率論」は、スウェーデンで開かれた国際大会の席上、 査読論文として発表され、各国の研究者・学者から大変好意的に迎えられた。


NHK、テレビ東京、日本テレビ、TBS などの番組でたびたび特集を組まれ、雑誌・新聞メ ディアでの連載多数。現在までに 22 冊の著作を出版している。 主な著書に、三笠書房「人の心は色で動く」、かんき出版「看板の魅力で集客力がアップする」、日労研「看板偏差値」、エーアイ出版「一冊の本で人生が変わる」など。


アイワ広告株式会社

http://aiwa-ad.co.jp/


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